前述した一日に必要な水分量の他にも、介護における水分補給の注意点があります。 安全で効果的に水分補給するための注意点を3点ご紹介します。 1 水分補給の体勢 高齢者の補給介助をする際は、最も飲みやすい「前傾姿勢」を意識しましょう。高齢者は、体液量の減少、暑さやのどの渇きを感じにくいなど様々な要因により、 水分調整機能が低下し、脱水症や熱中症になりやすくなっています。 4 高齢者の1日の水分量 脱水症の発見方法 トイレに行く回数が減っている 便秘になる高齢になると、体温や体液のバランスを調節する機能が低下し、脱水症のリスクが高まります 1,2) 。 高齢者の脱水症は、生命に危険を及ぼす可能性もあり、持病の有無や使用している薬の特性などを考慮した水分補給が求められます 2,3) 。
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